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盗聴器の値段っていくら?販売数で見た盗聴の恐怖とは


テレビやニュースで聞く“盗聴器”の被害。

再現性の高いドラマで語られると、自分でも注意しなければ…と思ってしまいますよね。

けれど、そもそも盗聴器なんて、そんな簡単には入手できないのでは…?と感じる方も多いはず。
今回は盗聴器の入手経路やその価格、更に販売数についてご説明します。


盗聴器の入手経路と価格

まず、盗聴器は一般的なイメージより格段に簡単に、そして手軽に買うことができてしまいます。

ひと昔前であれば、秋葉原などの専門店街へ赴く必要がありましたが、現在ではインターネット通販で誰でも簡単に購入することが可能です。


価格は様々ですが、簡易的なものであれば5,000円程度からあります。盗聴器としてしっかり機能することや、録音性能の高いものは、一式約5万円〜7万円前後になる盗聴器が多いようです。


こうして価格を聞くと、少々高額だと感じるかもしれませんが、盗聴をする人にとっては、高額だとは思わないようです。


盗聴器や盗撮カメラの年間販売数

盗聴をする人にとって、盗聴器がなぜ高額だと感じられないのか?

それは盗聴器を設置しようと考える人にとって、盗聴行為そのものを実現させるために必要な経費、となるからです。


ある統計によれば日本国内で年間に販売される盗聴器や盗撮カメラの数は40万個以上とされています。


この中には勿論、先ほどの相場よりも安価な非常に簡易な盗聴器なども含まれていますが、それでも年間で40万個以上という数の盗聴器が世の中には出回っています。


こうして数字を目にしてしまうと、やはり怖さを感じてしまいますよね。それだけ購入する人がいる、ということです。


盗聴を防ぐには?


現代の日本に生きる私たちにとって、盗聴器の被害は決して他人事ではないということがお分かりいただけたかと思います。

これらの盗聴器が最も多く発見されているのが、一般家庭の中なのです。


日頃から自宅内を整理整頓したり、他人を簡単に自宅へ入らせないなどの対策をすれば、盗聴器を自宅内に設置させない、持ち込ませないようにすることができます。


いくら高性能な盗聴器と言えど、こういった対処で被害を防ぐことができるのです。


また、自宅へ侵入されれば、それは立派な犯罪被害者です。
盗聴器を仕掛けられた痕跡が見られる場合は、しっかりと証拠として記録した上で、すぐに警察へと相談しましょう。

たかが盗聴器を仕掛けられただけ、と安易に考えることはおすすめできません。
というのも、これがストーカー行為の一種であった場合、あとでさらに大きな被害が発生する可能性も十分に考えられるからです。


盗聴器は決して、一般では手に入らない物ではありません。

誰でも簡単に入手でき、その多くが一般家庭に無許可で設置されているのです。
この事実をしっかりと認識し、日々の防犯意識を改めていくことをおすすめします。

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